Last Farwell to Vishal
今日は何人かの友達と一緒にヴィシャールの遺骨(灰)を拾いました。
インドでは骨ではなく灰を集めると思ったので、それではヴィシャールの家族がびっくりするだろうと、日本のお母はんに今朝電話してどういうふうに拾うんだと聞きました。89歳の明日死ぬかもしれんお母はんにはエンバラシングな質問でしたが。
お母はん曰く、喉仏の骨とか身体のいろいろな部分の骨を少しずつ拾うんだと言う。関西と関東では骨壷の大きさが違うとかも。灰はそんなに量が多くないみたい。私は日本でお葬式に出席したのは数回で、近親者のお葬式に出たことはないのだ。だから何も知らないのだ。
バーニングガートに行くと、2日前に火葬した灰はまだ冷えていなかった。普通3日目に拾うのだと聞いたのだが。火葬場のケアテイカーが水をかけて冷やした。何か歌が聞こえてきて、インド人のA さんに聞くとカビールの歌なのだそうだ。ぴったりのエナジーでした。
金属製のハサミみたいなので骨を拾ったが、どれがどこの骨かようわからん。でも一応いろいろな骨を拾って、係の人が持ってきたツボは小さすぎると思ったので、ビニール袋に骨と灰を入れた。ゴメンネ、ヴィシャール!
家族に送るの以外にちょっとだけ灰と骨を小さいツボに入れて、ヒンドゥー式にみんなで川に流した。インド人のA さんにやってもらった。この時は裸足になるのだそうで私達も履物をぬいだ。
灰を川に流す時にみんなでオショーソングを歌った。空になったツボは川に投げ捨てるものなのだそうだ。これはすごく美しいセレモニーだった。
家族に送る以外にまだとってある灰は明日ヴィシャールがいつも瞑想していた水琴窟のあたりにまかれます。その灰は私の部屋にツボに入ってオショーの写真の前に一晩置いておこうと思う。
さようなら、ヴィシャール!
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